ストレングスファインダ®️ × サーバントリーダーシップ

サーバントリーダーシップの考え方を通じて、自分とチームメンバーとの関係性をより良くするために、
あるいは、親子関係をより良くするために、自分の資質(強み)をどのように意識して行動すれば
よいのか考えたい、という方にお勧めのプログラムです。

サーバント(使用人)とリーダー? 一見、正反対の言葉の組み合わせのように見える
サーバントリーダーシップは、近年、注目を集めている支援型リーダーシップです。
一言でいれば、リーダーがチームメンバーを下支えするという考え方で、
「俺について来い」的な支配型リーダーシップの対極にある考え方と言えるでしょう。

しかし、一口にサーバントリーダーシップといっても、その発揮の仕方は人それぞれ異なります。
それを発見するのに有効なツールがストレングスファインダー®️です。
この講座では、資質(強み)を活かし、サーバントリーダーシップをどのようにして自分らしく発揮していくのか、
それを探っていきます。

そして、私が自分の犬との関りの中で体験したエピソードも交えながら、
サーバントリーダーシップのあり方、チームメンバーとの関係性の築き方についても理解を深めることができることが、
このプログラムのもう一つのポイントです。

犬は家族、と言われることが多いですが、目指す目標に向かって一緒に取り組む時、
それはチームでもあり、飼い主がリーダー、犬がチームメンバーという関係になります。

皆さんは牧羊犬をご存知でしょうか。
羊を集めたり、移動させたりといった牧羊の仕事をサポートする犬たちです。
私は牧羊犬を育てる体験を通じて、人と犬がチームとして活動するために求められるのは、
サーバントリーダーシップであるということに気がつきました。

私の失敗談や試行錯誤のエピソードを交えたワークをしながら、サーバントリーダーシップのあり方、
メンバーとの関係性の築き方について実践的な理解を深めていきます。

他のところで「犬から学ぶサーバントリーダーシップ」という私のエピソードを元に参加者の皆様と共に学ぶ
ワークショップを開催した際、その中で、部下との関係性や子育てに関する気づきについて、次の様な多くの感想をいただきました。

「部下への接し方を見直していきたい」
「組織の中で、部下の指導、トレーニングをどう行うのか事例として学びがあった」
「人の育成の極意がたくさん詰まった内容だった」
「子育ての内容に当てはまることばかりで、企業や組織だけでなく、子育てにも必要な考え方だと思う」
「自分の子育てのやり方を見直す機会となった」 等

今回のプログラムは、そこにストレングスファインダー®️を加え、自分の資質(強み)からどどのようにして
サーバントリーダーシップを発揮し、実践して行くかも考えられる内容になっています。

●カリキュラム内容
 ・サーバントリーダーシップの特徴
 ・皆さんの中のサーバントリーダーシップと資質
 ・牧羊犬の育成とサーバントリーダーシップ
 ・サーバントリーダーシップ発揮に向けたストレングスファインダー®️の活用

牧羊犬から学ぶサーバントリーダーシップ

チームメンバーの意欲を高め、チームメンバーの強みを活かすリーダーシップの一つに、サーバントリーダーシップがあります。「俺について来い」という支配的リーダーの対極にあり、いわばコーチ型のリーダーと言えるでしょう。

ところで、皆さんは牧羊犬(シープドッグ)をご存知でしょうか。畜産家が牧羊の仕事を行う上で、羊を集めたり、移動させたりといった作業をサポートする犬たちです。

この犬たち、放っておけば自然に牧羊の仕事を覚えるわけではなく、トレーニングによって牧羊という仕事を覚えていきます。そして、犬が牧羊という仕事の意義を理解し、人と協働することが求められます。

ひょんな事から、このシープドッグのトレーニングに関わることになり、自分でもトレーニングを行い、また、他の人がトレーニングを行っているのを見学する中であることに気がつきました。

それは、「ハンドラー(人間)と犬との関係は上司と部下であり、牧羊犬トレーニングにおいてハンドラーが行うことは、犬に対するコーチングである」ということでした。そして、それは、人間に対する「コーチング」や「職場におけるリーダーシップ」に大いに通じるものがあり、まさに、ハンドラーに求められているのは、サーバントリーダーシップそのものだったのです。 今回のセミナーでは、牧羊犬トレーニングでの自らの失敗談を含むいくつかのエピソードを取り上げ、そこから私が得たリーダーシップに関する気づきご紹介しつつ、ワークを交えながら、参加者の方々とともに人の強みを活かすリーダーシップについて考えます。